無端如環

東洋医学を始めとして、色々な事について書いていきます。

気の流れと卦のまとめ

 東洋的な気の流れと易との関係は、

身近なものでは、十二月辰(12星座)、二十四節気、太陰暦(月の満ち欠け)で表現され、

細かくなると二十八宿、七十二侯であらわされます。


十二月辰とは、十二支を12ヶ月に配当した星座のようなもの。


1日もこの十二支で気の流れをあらわし、


5日〜7日(五星か日月五星の七星)、


15日はこの惑星と太陽・月との関係性が天・人・地に影響を与える期間。


30日は月の満ち欠け。


60日は地球の公転位置と太陽との関係。


70日は60日のエネルギーの影響による地球上の変化(60日と70日は相互依存関係)


これらの関係性が60種類あると考えています。


つまり、生理的なエネルギーの波を簡略化して図示すると以下のようになります。

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日、月とそれに影響される波という関係は、


天照大神、月読命、素盞嗚尊としても表現されています。




気の流れと卦④

月の周期と人体の気が相応する事のしめしかたにおいて、最後は1日の周期(太陽の出没、地球の自転)となります。

 

昔は十二時辰として、二時間単位で十二支を配当することで表現していましたが、現在では二十四時間表記になっています。

 

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時間の推移による、自然の(陽)気の流れは十二支で基準が示せますが、人体は昔と異なり、個人の生活サイクルによって違います。

 

自然の気の流れと、各個人の覚醒時間(陽気)、入眠時間(陰気)のリズム、そして自然の気の流れとの関係性によってそれぞれ現れ方が違うのです。

 

つまり、これらの基準から外れるところが問題となり、

 

1番は自然の気の流れと入眠、覚醒時間が一致する事です。

 

 

 

 

 

気の流れと卦②

60年や1年の気の流れが、大まかに把握できると、後は細かな部分を表現しているだけです。


384に分かれても、元は1つの気。


例えば、1ヶ月であれば平均30日です。


この30日の間の気の流れは、


震卦のイメージとしては三日月。気が生まれ(庚)、


兌卦のイメージとして上弦の月。気が増え(丁)、


乾卦のイメージとして満月。気が満ちます。(甲)


ここまでが15日間。で息と呼ばれます。


16日目からは消と呼ばれ気が減っていく期間であり、


巽卦のイメージとして、月がかけ始めます(辛)。


艮卦のイメージとして、下弦の月(丙)。


最後は坤のイメージとして、月が消えたように見えにくい状態になります(乙)。


平均30日としていますので、実際には微調整が必要ですが、この約30日周期の月の満ち欠けと、人体の気の消息(流れと膨張収縮)が同期している事を示しています。


そして、十干の中の六干と八卦の中の六卦を組み合わせてそれを示しています。








気の流れと卦①

六十四卦は、八卦を上下に組み合わせた構造となってます。


そして、上を外、下を内とも考えます。


つまり、膨張は上卦に現れ、外にも現れている状態。収斂、蓄積は下卦に現れ内にも現れている状態です。


呼吸と身体の膨張、収縮がイメージ(感情)に先導されて変化する様を六十四種に分けているとも考えられます。

60と64

易を学んで行くと、64は六十四卦として理解できます。1つの事象を広げて考えていくと、2→4→8→64と数が増えるに従って、表現力が増します。



しかし、易では50を宇宙を現す数(占筮)としたり、人の一生を60年で一周期とするのはなぜなのか?


これは、基本となる材料は64ありますが、これを組み合わせて1つの周期にする際には、2の乗数で考えるよりも、五行を使った方がよりハッキリと区別できるからだと考えています。


ダイナミックに見た方が総体と一部の関係性が分かりやすいので、60と言う数字にまとめています。5×10で考えたり、5×12で考えたりしているのです。


実際には、60の場合、15が一小単位として考え、15が4つ重なると一大単位とすると言う事です。4は四象で現すと生長老死です。


人生で考えると60年ですが、1年で考えると、60×6。実際には60.875で、60.875×6で365.25日が1年となります。


1年の中も60日と言う単位が季節の変化を現し、また15が一単位と考えると、1年に二十四節の気が流れ、また1ヶ月は30日で月の一単位でありながら、1つの季節の前半、或いは後半を表しています。


更に突き詰めていく事で、人の1日の気の流れの加減と、自然の気の流れの加減との交流として、ある人の気にその矛盾がないかを測る基準としています。

五行と八卦

五行は、あらゆる人に理解しやすく使いやすく考えられた東洋的な…東アジア的な思考法です。


易では、象(イメージ)、理と数が必要と書いていたのは、この数によってどのような大きさで、どこを中心(太極)として見ているのかが変わるからです。


そして、太極を設定する為には始めと終わりを作る事で、順番(時間による推移)が絡んできます。


五行はデジタルに割り切った、四象をうまく使うためのものであり、八卦、六十四卦等細分化できるところを簡便にしただけですので、ダイナミックな見方でしかありません。


当然、八卦をしっかり理解した上で、五行を考えるとデジタルに割り切れない部分以上のものが見えてきます。