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無端如環

東洋医学を始めとして、色々な事について書いていきます。

祝由③

祝由の最後は、技としてまとめられた部分の簡単な紹介です。 少量の薬を用いる場合と用いない場合があり、主に祝由師の意念が用いられる。符咒が生む磁場によって各種の疾病を治療する為、祝由師に要求されるレベルは高い。多くの戒律を必ず遵守する必要があ…

兌為沢

八卦最後の1組が兌と艮です。 兌は陰爻が1つ上にあり、陽爻が2つ下にあります。 エネルギーの出口、或いはその場を区切る為の出入口として観る事ができる為、 人体では肺が相当します。 季節では秋、1日では寅(3時〜5時)と申(15時〜17時)。 丑寅の方角…

離為火 

坎と対をなす卦が離です。 坎が水をイメージしたものであったように、離は火をイメージしたものです。 陽爻二つに挟まれた陰爻。ろうそくの芯と火をイメージしてもらうとわかりやすいのではないでしょうか? この坎離は水火と考えられ、六十四卦の最後にも、…

坎為水 

坎は陰爻二つに陽爻が挟まれた形をしています。 この形を90度回して、陰爻を斜めにすると、「水」という漢字になります。 水という漢字の語源とも考えられる「坎」という卦。 全体としては、水という冷たくて、動きのないものです。 これが流れる様を描写し…

巽為風 

巽は上に陽爻2つ、下に陰爻1つの卦です。 大地の上を吹く風をあらわしています。 その巽が上下に2つ重なったのが、 巽為風です。 小さな事は進めても良いが、指導的な立場の人の意見を良く聞く事。と言うのが、この卦の大前提となります。 つまり、小さな…

震為雷 

この流れは、乾兌離震巽坎艮坤ではなく、 乾坤震巽坎離兌艮で書いていってます。 乾坤(無)→震巽(鳴動)→坎離(心腎) →兌艮(形)の流れを意識しているからです。 言い換えると、無から声・動き、見えない部分の心・体、形としての身体の意味の元とも解釈…

坤為地 

乾為天の次は坤為地です。 乾坤一擲と言われる言葉には、天地をかけて一投する、と言う意味があります。 乾為天、坤為地は文字通り天地をあらわしています。 そこから、乾は父、坤は母とされる時もあります。 同時に、目に見えない、無極の間の陽が乾、陰が…

乾為天 

八卦の順序は大きく分けるとふた通りありますが、どちらも初めにくるのが、乾です。 乾は陽爻3つで示されます。 陽気が上中下全てに充満している姿です。 太陽のように充満した陽気。 一見恵みばかりのようですが、功罪共に備えています。 そして、六十四卦…

六十甲子

易を細分化していくと、八卦の次には六十四卦となります。 易占では、八卦を上下に重ねる事で、六十四種類としており、一年も六十四卦でも表現できます。 大きく見ると、六十甲子として、六十年が1つの区切りになります。 これを陽気の加減と見ると、ここか…

象と数と理

易の基本としては、これが最後です。 今までは、象と理についての説明がほとんどでしたので、最後は数について少し書きます。 易では、1から9までを使って表現される事が基本となっています。 古典典籍が、81篇であるのは9×9から来ています。 9が易に…

八卦と九宮

東洋医学の基礎としての概念は、この八卦・九宮で一旦区切られます。 なぜなら、六十四卦、三百八十四爻まで考えるとなると具体化しすぎて、本質の表現が困難になるからです。 この八卦・九宮は、易の数から観ると、 1(太極)→2(両儀)→4(四象)→8(…

四象と五行

四象とは、四種の属性とそれに伴うイメージをあらわしたものです。 そして、五行はこのデジタルなイメージを中央から見る為のシステムとして、古代確立された偉大な考え方です。 方向では、四象は北、東、南、西。 五行では中央が加わります。 季節では、四…

両儀

無極、太極の次は両儀です。 なぜ、太極の項で陰陽学説を書いたかと言うと、太極は太極だけで太極となるものではなく、無極と両儀があってこその太極だからです。 無極を〇とすると、太極は1、両儀は2としてあらわされますが、これは易の全体像を示す際の…

太極

東洋的なものの見方で最初に立てるべきものが太極です。 太極とは、今までも暗に記してきたように、物事を1つの枠組みで観察すると言う事です。 イメージ(象)は、陰陽の2つの魚が交わって1つになっているような絵柄の太極図。 太極の中に両儀(陰陽)が含…

無極

極まりがないと言う事。 無、無限、無限光等と区切る考え方もあり、無極も様々な角度から見ることで、様々な名前があります。 例えば 混沌と言う表現が荘子の応帝王篇に書かれていますが、無極を示しています。 太易と言う表現は列子に先天五太として書かれ…

易学と東洋医学④

さて、一旦易学の概要を簡単に纏めてみます。 1、あらゆるものの時間と空間、それらの関係性は全て易で表現でき、全て繋がっている。 2、無極から三百八十四爻が、易の太極。 3、三百八十四爻から先は無極となり、環のように循環している。 4、逆戻りし…

易学と東洋医学③

易は全ての物事を小さい範囲でも大きな範囲でもどんな角度から見ても理解する事ができる規則を教えてくれます。 何にでも応用できなければ易とは言えませんが、何にでも応用できると言いながら規則があると言うこと自体が、ある見方の範囲を限定している事(…

易学と東洋医学②

易学の見方は、西洋的な見方をしていると言われるものであっても根底では一致し、一致させて見ることで微妙な差異を噛み分けられます。 例えば、東洋的に1年を分けると四季、十二月、二十四節気、七十二侯と言う分類があります。 1年と言う地球の公転周期…

易学と東洋医学①

初めて東洋医学を学んだ時に一番気になったのは、陰陽って何?と言う事でした。 その答えもないままに、中医学を学び、古典に接してまたもや陰陽に法っとり…と言う言葉を目にした時にこの問題を解決しなければ前に進めないなと感じたのです。 そして、その答…