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無端如環

東洋医学を始めとして、色々な事について書いていきます。

六十甲子

易を細分化していくと、八卦の次には六十四卦となります。

 

易占では、八卦を上下に重ねる事で、六十四種類としており、一年も六十四卦でも表現できます。

 

大きく見ると、六十甲子として、六十年が1つの区切りになります。

 

これを陽気の加減と見ると、ここから先は陰気の加減。

 

六十歳以上は、養陰によって百二十歳まで生きる事ができ、生を全うする事で、真人或いは仙人と言われるようになります。

 

肉体だけに焦点を当てていると、そんなバカな!と思いがちですし、それは人の夢、妄想と考える人もいるでしょう。

 

しかし、易の考えを普遍性の基準とすると、生を伸びやかに、活き活きと過ごせた人は、形がなくなったとしても、雲散していくエネルギー(気)は良い情報として、浮遊し、どこかの命にその情報が宿ってもおかしくないと思っています。

 

誰かが亡くなった時に悲しみにくれるよりも、よう生きたな!最後まで元気やった!とか苦しんだとしても、一生懸命生きた姿は誰かの心の力になります。

 

清流が、流れる川の魚たちに水の恵みをもたらし、海へ流れて微生物の栄養となるように。

 

そして、その水、その空気を知らずに受け取った人にも、その恵みはもたらされます。

 

それが次代の本性の1つとして、又受けた人、赤ちゃんに宿るのではないでしょうか。

また、天地に相和した人にはその恵みが感性として受け取れるように感じています。

 

巡り行くのは季節だけではなく、その人が生で得た喜び、悲しみも、又少なくなったり増えたりしながら、色んな人へ伝わる気がしています。

 

幼い子は誰かが笑うと、その気に当てられて共に笑い、誰かがなくと共に泣きます。周囲の気に同調する能力、天地の気と調和する能力が高いからです。

 

そして、その大きな一区切りが、六十。

 

東洋医学であれば、60年、2ヶ月(60日)がこれにあたります。