無端如環

東洋医学を始めとして、色々な事について書いていきます。

巽為風 

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巽は上に陽爻2つ、下に陰爻1つの卦です。

大地の上を吹く風をあらわしています。 

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その巽が上下に2つ重なったのが、

巽為風です。

小さな事は進めても良いが、指導的な立場の人の意見を良く聞く事。と言うのが、この卦の大前提となります。

 

  つまり、小さな変化は独断で進めても大きな変化に繋がることも悪くなる事もないが、できるだけ、目上の人や経験者の指導を下に行う方が良いと言う事です。

 

変化は激しくても、それを経験した人は、その変化が良い方向へ向かえる道を知っています。自我の強い人は、俺には俺のやり方がある、と思いがちですが、素直に従ってこそ良い変化が現れる時です。

 

 

流れとしては

1、進退が定まらず、心も定まっていない。

志を立て、滅私奉公する気持ちを持つ事が大切。

 

2、身も心も低くして、感性豊かな人からたくさんの情報を得れば、良い事はあっても問題となる事はない。

 

3、心に感謝や謝罪の気持ちがないのに形だけへりくだっていてもバレる時が来る。

 

4、悔いがなくなる。何かを得ようとすれば、上中下(良いものも、普通のものも、程度の悪いものも)成果としては得られる。

 

5、バランスを考えて、中立的な行動をした方が良い。後悔する事はない。あらゆる物事は変化するので、初めは悪くとも最後は良くなる。事を改める場合は、変化の前後を慎重に考察しながら実行すれば良い結果が得られる。

 

6、身も心も低くしても、謙虚が度を過ぎると他人に侮られ、結果として財産も権威も失ってしまう。正しい行動だったとしても、悪い結果をもたらす。

 

以上の様に、同じ変化を表す卦であっても震と巽では意味が違います。

 

震は上昇、左、希望の激しい変化。

巽は並行、或いは低迷、左上、中立的な変化。

 

人体では肝が震、胆が巽と言ったところでしょうか。

 

方位は震が東、春、酸味

 

           巽は南東を示し、

          春と夏の間の暑い時期、

          酸味と苦味を示します。