無端如環

東洋医学を始めとして、色々な事について書いていきます。

周天①

黄道とは地球に描いた、太陽や月、十二星座の軌道の基準イメージの事ですが、南北を子午線と呼ぶように、これは卯酉線となります。


子午線が縦を示せば、点を線として表現した事になり、卯酉線を示せば線を面として表現しています。


つまり、子午と卯酉の関係性が明確に区別できると、上下左右の中の1点を見つける端緒となります。


子午を経絡と仮定すると、臓腑は卯酉となります。


導引術では、小周天がこれにあたります。


小周天は、いわば導引術の基礎であり、任脈、督脈の活性化と考えられます。


任脈を呼吸、督脈を運動と簡単に区別すると、後天の気を活性化している事になります。


正しい方法で練りこめば半年から一年でこの意識のイメージルートは形成されます。


但し、流注を見ると分かるように、表在的な流れを意識しやすくなるだけで、衝脈への関与はない為、肉体的に強くなり、感覚が鋭敏になるというくらいに留まります。


太陽や月、十二星座が黄道を巡っている姿を形式上体現できただけと言うのが、小周天です。