無端如環

東洋医学を始めとして、色々な事について書いていきます。

宿性と性命⑤

 生まれ出てくる年月日時によって与えられたエネルギーは、その人の一生の中でも同様の流れで起こります。

 

 論語では、志を15歳から6つに区切り、

 

子曰、
吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑
五十而知天命、
六十而耳順
七十而従心所欲、不踰矩。

 

 東洋医学では、命を生・長・壮・老・死と5つに区切り、

 

 十二宮では、心の適齢期を語っています。

 

0〜8歳     自我の確立

9〜17歳    自尊心の養育

18〜26歳   コミュニケーション能力の煉磨

27歳〜35歳  集団や組織へのコミットメント

36歳〜44歳  やりたい事に全力で取り組む

45歳〜53歳  社会的責任を果たす事、人生の決断

54歳〜62歳  人生の再構築

63歳〜71歳  エネルギーの発散

72歳〜80歳  知的冒険や美的感性を極める事

81歳〜89歳  迷っている人を導く

90歳〜98歳  自己への執着を断ち切る

99歳〜107歳 自我を集団意識に溶解させる事

 

これらをハードルとして乗り越える事が宿星と性命が人生を全うする指針だと思っています。

 

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 各宿星の偏りとそれを容れる器である命。

 

 この二つが、大きくなる為に膨脹収縮しながら、生長壮と時間を経て、老死に向かうに従って、又小さくなっていく。

 

 この際に、女宿であれば他の宿星との寄りそうことが少なく(陰陽の闘争を起こしやすく)、女難があることから(東洋医学的な五藏の)腎と肝に太過・不及が本性としてある事が前回の宿星の性質から分かります。

 

 つまり、 自然の偏りとして腎と肝の問題は死ぬまであり、この問題解決は本人の本性、霊性が今世で解決しようと性命を転がしており、根本の問題となります。

 

 当然、本人の問題ではありますが、これが七情の乱れを呼び、飲食や運動で本能的に調和を図ろうとして、偏って来るという考え方をするとホリスティックな心と身体観は全て繋がるのではないかと考えています。


  あくまでも、現在の自分が感じ、納得できる範囲の観点です。